今でも現役、SONY 初代 RX100 オート撮影による作例

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ついに、ソニーRX100の7世代目である RX100VII(DSC-RX100M7) が2019年8月末に発売されましたね。
こちらは、ズーム域が24-200mm と広く、ワイド側の明るさが約1段分暗い F2.8 となっていますので、初代RX100とは若干性格が異なりますが、それはさておき、SONYの公式サイトでは、このRX100M7 と並んで、初代RX100は未だにラインナップされています。

それだけ完成度が高く、今でも十分現役として通用する画質があるという証明ですね。

RX100M7は2019年10月12日現在で、価格COM最安値が13万799円、一方初代RX100は3万6千500円と、価格差は実に3.6倍。

海外旅行とかならRX100M7を検討しても良いでしょうけど、普段撮りで13万円越えは、ちょっとキツいですよね。

つまり、初代RX100は普段撮りとしてはコストパフォーマンスが極めて良いと言えるでしょう。

中古価格も2000円程度のようですから、スマホの画質に満足できない方にとって、価格を抑えた高級コンデジとなると、初代Rx100が一番お薦めです。

では、普段撮りとしてラフに撮影する場合、どの程度の画質になるかについて試してみましたので、作例をご紹介させて頂きます。

あくまでもラフ撮影なので、構図がなってない!なんてツッコミは無しでお願いします(笑)。

写真をクリックする拡大表示され、さらにクリックすると等倍で表示できますので、こういう所で撮影すると、どれくらいの画質になるのかをチェックするのにお役立てください。

目次

室内での撮影

こちらは、9月中頃の18:00頃、「餃子の王将」の店内で撮影したものにないります。

室内ということで絞りはF1.8になるよう、ズームをワイド側にしていますので、ピントから外れた部分はそれなりにボケていますね。

比較的明るい室内での撮影であれば、ISO感度も125という低い値(RX100での最小値)になるので、ノイズが乗っていない綺麗な写真になりました。

料理全体にピントを合わせたい場合、絞りF4 あたりまで絞り込んだ方が良いと思いますが、この時はシャッター速度が 1/60秒 だったので、ISO感度を400に上げるか、シャッター速度を1/15秒まで落として手振れを意識しながら慎重に撮影するなどの対策が必要になります。

次の写真は屋形船で出された弁当の写真です。

これも9月中頃、18:00頃に撮影したものですが、王将の店内に比べて光が少なく、ワイド側で絞りF1.8 で撮影したところ、ISO400、シャッター速度 1/30秒での撮影となりました。

日中の屋外撮影

次は昼間の写真です。

近くの公園での撮影なんですが、日中なので絞りF6.3であっても、シャッター速度 1/200秒、ISO125 で撮影できました。


次の写真は東京のとあるビルからの風景になります。

映り込みを防ぐため、窓にレンズを密着して撮影ています。

この時も日中なので、絞りF5.0、シャッター速度 1/400秒、ISO125 となりました。

次の写真は品川なんですが、朝9:30でちょっと曇った天気でした。

雨がパラパラ降り始めてきたという感じです。

でも、絞りF5.0、シャッター速度 1/2000秒、ISO125 なので、光は十分な状態でした。

次はその場でズームしてみた写真です。

今度は絞りF5.0、シャッター速度 1/500秒、ISO125 となりました。

上の写真と絞り値、ISO感度は同じなので、雲によって太陽が遮断されたからなんでしょうね。

夕方の屋外撮影

今度は9月中頃夕方の屋外です。

上に弁当の写真を掲載してますが、その時に撮った写真になります。

9月中頃の17:30頃なので、まだ明るいですね。





夜景撮影

「落語家と行くなにわ探検クルーズ」に参加した時、屋形船の上から撮影した写真です。

大阪の観光案内の一つですが、夜の部に参加するとかなり綺麗な夜景が見られるのと、落語家の方の説明が上手過ぎて感心させられるので、興味のある方は、参加してみてはいかがでしょう?

夜景は綺麗だったのですが、船と言う乗り物からの撮影になるので難易度は高く、撮影ポジションも選べないので、写真撮影にはちょっと不向きですが、とりあえずオートで撮影してみました。

やはりシャッター速度や絞りを自分で触るかして、露出を上げないと暗い写真になってしまいました。

夜景の場合、光源の光が強くて、カメラは明るい場所で撮影していると勘違いしてしまい、光を減らすように動作してしまいます。

なので、通常はシャッター速度を下げたり、絞りを開けたり、ISO感度を上げるなどして露出をプラス側に補正してあげる必要があります。

絞り優先のオートにしたので、絞りF1.8、シャッター速度は1/30秒、ISO感度500になりました。

船の上で手振れが心配なのでシャッター速度をこれ以上早くできず、絞りも一番明るいF1.8、あとはISO感度を上げるしかないですね。

ノイジーにはなりますが、ISO800とか1600くらいまで上げないとダメですね。




屋内植物園での撮影

最後に、1990年に開催された国際花と緑の博覧会、通称「鶴見緑地公園」の敷地内にある「咲くやこの花館」という屋内植物園での写真です。

全体的に薄暗い場所での撮影でしたが、F1.8始まりと言う明るいレンズのおかげで、ISO125という点感度であっても100~500秒のシャッター速度で撮影が出来ました。





まとめ

ということで、今回はラフ撮影した場合、どれくらいの画質が得られるのかについて、いくつかのシチュエーションでの作例をご紹介しました。

ラフに撮っても、これだけの画質で撮影ができる初代RX100は、本当に凄いですね。

改めて惚れ直してしまいました。

初代RX100と最新機種であるRX100 M7の価格差は4倍くらいありますが、画質の差は、たぶん1.5倍くらいしかありません。

1型イメージセンサー搭載の高級コンデジの中では断トツにコストパフォーマンスが高いです。

ただ、もし購入を考えているのであれば、買うタイミングも大切です。

というのは、時期によって価格変動があるからです。

こちらの記事に初代RX100の価格推移について解説していますので、よろしければどうぞ。

 

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