前回は撮影ボックスを使って、Xperia XZ1の高感度撮影時の画質を調べてみました。
今回は、大手量販店コンデジコーナーの展示物を使った高感度撮影のレポートになります。
前回はLEDライトで光をある程度コントロールしていましたが、今回は天井の蛍光灯からの光だけになるため、より現実に近い結果が得られたのではないかと思います。
被写体はご覧の通り、SONY WX350 の展示パネルを使っています。
カメラのボディでも良かったのですが、感度の差が顕著に現れるのは細かい部分なので、下記の黄色い枠と、その中の赤い枠の部分を撮影してみました。
黄色い枠はフルハイビジョンの解像度(1980×1080)で、ほぼ画面一杯に表示したものを切り取って張っています。
一方赤い枠の部分は、等倍に拡大したものになります。
それでは見ていきましょう。
ちなみに、このISO感度別の写真は、全てを1枚の画像に纏めていますので、画像をクリックすると全体が表示されるため縮小されてしましますが、その状態で更にクリックするとオリジナルの等倍で画質が確認できます。
表示は若干縮小されていますので、より細かく見たい場合、写真を2回クリックしてからご確認下さい。
どうでしょう?
私は24インチのモニタを使って画質を確認しましたが、画面一杯に表示する程度であれば、ISO3200でもほどんどノイズが気になりませんね。
右側の等倍写真を見ると、さすがにISO400からノイズが目立ちてきて、ISO1600やISO3200だと輪郭がぼやけてしまっています。
レンズやボディの刻印や、その背景の人物写真なんかを見ると、ISO100やISO200の時の画像と一目瞭然ですね。
ただ、ISO64やISO100などの低感度だと、ノイズは少ないですが、まるで印刷物の写真をスキャナでスキャンした時の様なモアレが目立ちます。
かなり画像処理を掛けて補正しているのであろうことが見て取れます。
まあ、写真は等倍で鑑賞するものではないので、それほど気にする必要は有りませんが・・・・
という事で、普通に使って普通に撮影する分には、ISO3200でも十分綺麗ですね。
スマホのカメラ性能もここまで進化したのか!! と感動させられる結果でした。
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