画素数が多いと写真の細かい部分まで再現できるので、解像感は良くなります。しかし、良いことばかりではありません。画素数に比例して画像サイズも大きくなり、ノイズも増えていきます。
イメージセンサーは受光素子(フォトダイオード)が複数集まって構成されていますが、受光素子の周囲には電気信号を集めるための配線が存在します。
配線は受光素子1個(1画素)ごとに張られますが、配線の幅は一定以上狭くすることができないため、画素数が増えると配線の面積も増えてしまいます。
結果、光を感じ取れない無駄な配線部分の割合が増えるので、画質が低下します。
この画質低下は、色の諧調性を損ねたり、暗い場所ではノイズとして表れてしまいます。