以前はコンデジでスポーツ撮影なんて性能的に論外でしたが、2018年現在だと何とか使えそうな製品が出てきました。
一眼レフだとデカいボディとレンズを持ち運ぶ必要がありましたが、コンデジの場合は超望遠(400mm以上)のレンズを搭載していても、サイズはかなり小さいので、気軽に撮影できるというメリットがあります。
小さいといっても、入門用の一眼レフ並みのサイズにはなりますが・・・。
スポーツ撮影では、良く連写が必要とか書かれていたりしますが、実際はそれ以上にオートフォーカスの性能が物を言います。
動き続ける被写体に、いかに 正確かつ素早くピントを合わせ続けられるか が、スポーツ撮影のカメラに要求されます。
連写は大いに越したことはないですが、1秒間に7コマ程度 の撮影できれば十分です。いくら連写が出来ても、ピントが被写体に合わなければ1枚も撮影できないのです。
それから、焦点距離を素早く変えられるかどうかですね。
例えばラグビーやサッカーなんかは、選手が前後左右に移動します。このとき、ズームを回して被写体をフレームに納めなければなりません。
この時、電動ズームの速度 が速くないと被写体に追いつけないので、思ったような写真は撮れません。
あとは、レンズの望遠性能 です。スポーツ撮影は被写体が広いフィールドを走り回ることが多く、また被写体との距離も数十~数百メートルくらい離れていることがほとんどです。
従って、最低でも300mm 以上、できれば400mm 以上のズーム はほしいところです。
まとめると
1.オートフォーカスの性能
2.電動ズームの応答性能
3.連写性能
4.望遠ズーム性能
がスポーツ撮影に求められます。