アウトドアと言えば、山や海ですよね。ここは高温多湿、又は寒冷という過酷な条件で、水没したり落としたりしても壊れにくいカメラという条件で考えたいと思います。
山、雪、海(川)などで考えた場合、カメラにとって一番過酷なのは海(川)の中、つまり水中です。山は普通のコンデジでも気を使って使えば大丈夫ですが、水中となると必ず防水性能が優れていなければなりません。
防水性能に関しては0等級から8等級までのJIS規格が存在しており、4等級が生活防水、7等級以上が水中撮影可能となっており、2018年現在6月において、防水仕様とうたっている製品はすべて7等級以上です。防水仕様のコンデジは同時に防塵仕様にもなっているので、水深1メーター程度で良ければ、どの防水コンデジを買っても問題ありません。
以前はキャノンやソニー、ペンタックスからも防塵・防水仕様のコンデジが発売されていましたが、今はニコン、オリンパス、富士フィルム、リコー、パナソニックしか発売していません。
ケンコーから1万円程度の防水コンデジは発売されていますが、これは本格的な撮影には不向きです。
どこの製品でも、画素数とイメージセンサーサイズは、ほとんど同じ なので、4K動画に対応しているか否かと、耐えられる水深、あとはデザインくらいの違いしかありません。
勿論、個々の製品によって細かな設定や使い勝手は違いますが、大きなところはこれくらいです。
ですから、動画は4Kとフルハイビジョンのどちらが良いか、水深がどれくらい必要か が決まれば、おのずと製品は決まってきます。